2019年3月30日土曜日

3/30 [Race] - Tour de Bintan Gran Fond Classic 140km [Bintan/Indonesia] (Men's Age50-54) 15th

レース当日、4時起床。
5時から朝食会場が開くのでそれまで準備。隣のAngatha のレストランでブッフェ。選手でごった返してるかと思いきやガラガラ。みんな意外と遅いのかな?食べ終わる頃には結構な人がいたけど。
Cassia Bintan 出発前
6時半に自走で出発。周りにそれらしき人はいないが、みんなバスで行くのかな?スタート地点まで15km弱。ウォームアップには丁度いいと思うんだが。ただ天気は曇り。どこか遠くから雷鳴が聞こえるけど、まぁ降らんでしょ。道中はアップダウンはあるけど疲れるほどじゃない。自走で向かう選手もちらほらいるし、軽く掛けてみたりしながら到着。
スタート地点到着と同時に雨。ちょんまげは今回の秘密兵器
と同時に土砂降り、所謂スコール。屋根のあるところに避難してセーフ。じきに止むかと思ったけどいっこうに止む気配無し。スタートディレイのアナウンス。あちこち雷落ちまくり。テントに水が貯まって崩壊したりマジやべぇぇぇな感じに。
水の重さは数十kg。このあとナイフでテントを切って水を排出して救出
このまま中止かもってくらい止みそうにない。落車リスクを考えたらレースしたくない、いや中止になって欲しいレベル。いや中止になったら何しにビンタンまで来たのかワカラン。けど雷も怖いしな。いやいや・・と頭の中をぐるぐる。1時間くらいして雨も少し弱まったか。それでもザーザー降りのレベルだが、5分後に順次スタートのアナウンス。マジか~。


若い方のグループから順次招集。50歳以上は全クラス同時スタートなので、50-54、55-59、60-64、65+と4人もイエロージャージがいる。雨もだいぶ小降りになってきたが路面は当然フルウェット。同じく50-54で参戦のF氏(何故か遠征でよく会うw)、60-64参戦のS氏とともにスタート。

スタート~5分:360VR未編集Movie

スタート直後は先導車がいてローリング。しばらくして先導車が加速していって、なんとなく(w)アクチュアルスタート。流石にこの雨、この路面だとみんな慎重。30番目くらいのポジションキープ。小さなアップダウンが延々と続くんで、去年は序盤で結構脚を削られたけど、今年は雨でペースが上がらないのか十分余裕あり。その分集団も大きく100人くらいはいる。時折雨がまた激しくなって、跳ね上がる泥で前がよく見えない。まぁ皆同じ条件、集団の動きはあまりなく慎重な雰囲気。

去年一気に集団が小さくなった32km地点のスプリントポイントもそんなに上がることなく通過。平坦な東海岸線にでても集団は50人以上と大きいまま。少し緩んでまったりモードで進行。と思ったら集団前方ど真ん中で落車発生。次々巻き込まれながら落車の波が押し寄せる。減速しながら右路肩の未舗装のところまで避ける。後続に突っ込まれることもなく一旦停止。周りを見るとF氏が巻き込まれてチェーンかギヤのトラブルっぽい。残念だが行くしかない。既に先頭は100m以上離れているが、ここで落ちたら帰るのも大変なので必死で追う。なんとか脚を使い切る直前で合流。この落車で一気に30人を切るくらいまで集団が小さくなった。

50kmを過ぎて平坦な海岸線を離れるとまた細かいアップダウン。去年とは少しルートが違うが、そこまで覚えているわけではないし、同じような景色だし、何より相変らずの雨でよく見えないしな。この雨のおかげというか雨のせいで、沿道のガキンチョの応援が去年よりは少ない。なによりこの雨で沿道まで出てきてるガキンチョは『ボトル~ボトル~』とドリンクのボトル集めが主な目的なのでうるさいだけww おまけにこの雨なでちっとも喉が乾かないので給水地点でもボトルもらう必要ない=捨てるボトルが無いんだよな~。

100kmを超えてくると集団も徐々に疲労がたまってくる。アップダウンの度に一人ずつ千切れていなくなるような感じに。ま、ちょっと大げさだが。自分はキツめあるいは長めの上りでは自然に前に出てしまう感じ。去年よりはだいぶ余裕があるが、その後に続く下りや平坦では圧倒的に不利。集団に残っているのはほぼ欧米人のみ、しかもチームで動けるMavericsやRovalの連中。上りで前に出ても余裕で泳がされてる感アリアリなんで、上り以外は千切れる心配のない程度に後方に下がりつつ体力温存。

120kmを過ぎていよいよ終盤。例によって上りで前に上がって先頭に出る。上りきったところで緩めようとしたとき、右から一人カッとんでいくので反射的に追随。必死で踏んでついていく。つーか、ツキイチなのに千切られそう。後ろを伺うと集団とは50m近い差がついてる。これは願ってもないチャンス到来。なんとかコイツと協調して2人で逃げ切れるか。。。。

が。。。。。コイツ鬼引き。チラチラこっちを伺うものの全く交代する素振り無く牽きまくる。こっちはツキイチなのにマジ千切れそう。協調して先頭交代したいがムリ。まぁ交代サイン出してこないのが唯一の心の救い。なんとか1cmでも車間を詰めて、空気抵抗減らしてついていくのが精一杯。少しでも上りがあれば少しくらい交代できそうな感はあるが、この辺りはまったく平坦かやや下り。お願いだからほんのちょっと緩めてくれ~と願う(思うだけな)も叶わず。5kmほどでついに千切られる。マジか~~

改めて後ろの様子を確認するが集団は見えない。残り10km、行くしかないでしょ。なるべく集団から見えないようコーナーはイン側、
先行スタートのクラスの落穂に紛れつつ懸命に逃げる。千切られるまでも苦しかったが、さらに苦しい。残り6km、5km、4km。。。あと少し。目の前の上りをクリアすれば。。が、ここでつかまる。

あとたった3.6km、逃げ切れんかった。なんとか集団にへばりついて最後はスプリントする力も残らず。まぁ50-54クラスは10人ほどだったので世界戦への切符(行かないけど)は確実だろ。

Tour de Bintan Gran Fond Classic 140km (Men's Age50-54)
Result  15th  Time  3:47:35


あちゃ~、逃げが4人いたのか。気付かんかったorz 5~16位が同一集団。しばらく結果(予選通過可否)を待ちながら日本人のみなさんと談笑。
ドロドロのバイク
ドロドロのメットとカメラ。壊れなくてヨカッタ。



結局帰りのフェリーの時間に間に合わせるため結果を待たずに14時前に撤収。もう雨も上がったし、タクシー運ちゃんの呼び込みの誘惑に耐えて自走でホテルへ。全身泥だらけなのでビーチサイドのシャワーを浴びついでにバイクも一緒に洗ってしまう。そのまま輪行袋にパッキング。ジャージとかもビニール袋に詰め込んで輪行袋に押し込んでしまう。ようやく片付け終わってロビーでしばしまったり。16時の送迎バスでフェリーターミナルへ。昨日のチェックインの時は『13時までにバイク預けろ』とか言ってたけど全く何も言われることなく問題なし。

17時のフェリーでシンガポールへ。19時着はいいけど入国審査が中○人で大混雑。1時間くらいかかるなど。でタクシーでホテルへ。晩飯はホテル近くの中華食堂。間違ってもレストランではないw たらふく食って本日終了~。

と思ったが、一応結果を確認。クラス15位は変わらず。完走は・・・53人。予選通過の完走者の上位25%(13位)に入れずorz

0 件のコメント:

コメントを投稿