2014年10月25日土曜日

9/21 Doi Suthep ITT 2014

うむ・・・書いていたらめんどくさくなってBlogもろとも放置してしまいました。
あまり長い文章書こうとするとかえって駄目だなw

タイ北部、チェンマイ郊外のドーイステープ(ดอยสุเทพ)で行われた「Doi Suthep ITT 2014」に行ってきた。タイではヒルクライムのレースはあまり無い(みたい)なので、これは行かねばなるまい。

チェンマイは一般にタイ第二の都市とされ、バンコクから北へ約600km、飛行機で約1時間のところにある。そしてドーイステープはチェンマイ郊外の有名なお寺のある山。ドーイが山と言う意味なので、ドーイステープ山というのは正しくない。昨年末にもここを訪れているが、自転車なしだったため車で上っただけ。しかも前日にタイマッサージの最中に野良犬に買ったばかりの靴を持っていかれるというハプニングで、マッサージのおばちゃんが貸してくれた22cm位のちっちゃい便所サンダルでかかとを擦りむきながら石段を登ったといういわくつきの場所でもある。
ちなみにプロがオフシーズンに練習に来ているのはチェンラーイでお隣の県ね。

まずはチェンマイへ移動。そもそも住んでいるところがバンコクまで車で5時間掛かるので、飛行機で1時間なんて誤差の範囲(笑 金曜日に仕事終了後バンコクまで移動、土曜日の昼前にはチェンマイ着。町の背後に山がどーんと控えている光景はバンコクでは見られませんな。
そして1時頃から試走開始。コースは公式ページでは全長14.88km、標高差714m、平均勾配6.4%。なんか計算が合わないような気が。。。まぁいいか。疲れが残らないように200W超えない程度でゆるゆる上る。ドーイステープ寺までの11kmは全線登坂車線つきの3車線、以降ゴールのヘリポートまでは2車線の舗装路。イメージとしては富士ヒルのコーナー間隔を詰めたような感じで、そんなに斜度のきついところは無し。カオヤイと違ってほぼ上りっぱなしで、下りは1箇所だけ。しかし脚が重い。木曜日のLTインターバルから回復してない、失敗w。だいたい60分くらいかかってゴールのヘリポートまで。ちょうど追いついたロードの兄ちゃんがそのままどんどん上っていくのでついて行く。道も細くなってきて1車線の林道に。18km地点くらいの下りが現れた地点で引き返す。

下って受付へ。例によって手作り感満載。公園の片隅に勝手に?テント張ってやってる感じ。まぁ実際そうなのだが。オンラインエントリー、送金、facebookでの送金済みメッセージ送信とやってあるので前日受付に行く必要はないのだが、メッセージを読んだ形跡が無いので一応確認。やっぱり読んでなくて送金確認してないw。モバイルの送金済み画面を見せてOK。ゼッケンは70番、スタートタイムは7:35。30秒間隔のITT形式なのでその時間までにスタート地点に行けばよろし。
そんな感じで初日は終了。

本番当日。5時起床で準備開始。6時にホテルの朝食・・・あまり準備できてないので、パン3枚+アレンジジュース。7時に出発して1kmほどでスタート地点。
既にスタートは始まっているので、合間を縫って途中まで上ってアップ。雨は降ってないけど、路面は完全ウェットな状態。

パワーが全然出てない・・と思ったら、左ペダリングモニターが反応してない。まさかの電池切れorz
まぁ右側だけでほぼ半分の出力が出てるはずだから、230W目標なら115Wでいいはず。何とかなるでしょう。

計測はチップではなく、差分式?なんていうんだろう。スタート時刻が決まっているので、ゴール時刻から引き算するやり方。結構本格的な計時ボード。


スタートはスタート台こそ無いけどこんな感じ。

もちろん道路規制はしていないので、横を車がバンバン通り過ぎていきますな。

7:35きっかりにスタート。後はひたすら前にいるはずの前走者を抜いていくだけ。できるだけインより(もちろん対向車線は駄目ですよw)で最短距離を走る。でゴール。

前置き長い割にはレースは2行で終了(^^;

52分6秒。暫定入賞圏内だけどおそらく速い人は最後のほうにいるのでちと厳しいな。
ゴール地点ではドリンクやら軽食やらいろいろ振舞ってくれます。

ワタクシと同じCANYON使い。タイでは超珍しい。

そして表彰式の前に抽選会。なんかゼッケンで当たるみたい。ボトルとかバッグとかスマホ用バッテリーとかTシャツとか・・・。結構な数があったので多分半数くらいの人がなんかもらってたけど、当たらずw。

表彰式が始まったあたりで時間切れで撤退。お疲れ様でした~。

Doi Suthep ITT 2014 結果
男子ロードの部 16位 52分06秒 (Top+7:50) 230W(右パワーを倍にした数値)

Cyclo-Sphere

ちょっとパワー表示が高めに出ていることを思うと、やっぱり結果は正直。日本にいたときの10%ダウンといったところか。

手作り感満載ながらいい大会でした。主催は地元のチームなんだけど、エントリーは250名!
ゼッケンシールやゼッケンプレート、ゴール地点のドリンク、軽食の振る舞いや立派な表彰盾(写真無い)、そしてちゃんと保険もかかっているという。これで参加費たったの250THB(約800円)。

日本でもこんな風にもう少し気軽にイベントできるといいのにね~、とも思いましたとさ。