2015年11月16日月曜日

11/15 WangNamKeaw Charity Challenge

DNFのMaster Tour of ChiangMai、ヘロヘロWTJ East Coast Challengeに続き、またも懲りずにレースに出場。

WangNamKeaw Charity Challenge (ワンナムキアオ チャリティ チャレンジ)
いつも行っているカオヤイの向こう側の高原地帯(といっても標高400m程度)を走る120kmレース。
最大標高差は100mちょっとだが、終始アップダウンの続くコースレイアウト。これはチャンス到来。なんだかんだでまだ表彰台乗ってないからな。ちゃんと試走もするぜ、ちょっとだけ。

主催者事前発表のいいかげんなコース図。スマホ画面をコピペで張ってあるだけ。青線、赤線の説明もなし。

湖を目印にルートを探す。こんな写真も載ってるしな。

多分こんな感じのはず。
右下がスタート/ゴール。左上で折り返し。折り返し点から車でルートをたどる。ルート図から感じる以上にアップダウンが激しい。パワー系の選手が一気にダンシングで攻略できない程度の上り、そして一気に下ってまた同じような上りと延々続く感じ。湖畔付近はほぼ平坦。ここからゴールまで試走。3分程度の上りが繰り返し現れるし、下っての上り返しなので上りが急坂に感じる。これは120kmもつかしらん?

前回の反省から前日、そして当日朝もしっかり食べる。集合場所で一旦集まり、アクチュアルスタート地点までパレードラン。。。。あれ?なんでコッチへ行くの?昨日試走した道と違うほうへ進んでいく。
全然見覚えの無いアクチュアルスタート地点。昨日の試走はなんだったんだ?まぁいいけどね。多分アップダウンがキツいことに変わりはないはず。今回は50歳代クラスは約30人。ユース(19歳以下)クラスと同一スタート。若者を利用しつつ先頭集団に残り、戻りの湖畔平坦を超えたあたりからが勝負みたいな展開を期待。

そしてスタート。
いきなり下って上って~のジェットコースター高強度インターバル状態。路面もところどころ穴ぼこあいてて超キケン。前方に位置するが今回の若者は元気マンマン、3つくらい坂を上るとあっという間に5人ほどに絞られた。こっちもかなりイッパイだが、周りを確認すると全て若者。50代で残ったのは自分だけのようだ。このまま若者4人と逃げ続ければ。。。と思ったけどさらに上げてくる。あと100km以上あるんだからこの4人+おっさん1人で協調すればいいものを。心の中でチッとか舌打ちしながらしばらく喘ぐがズルズル遅れ始める。結局2人が抜け出していき、2人はそれについていけず落ちてきた。

ここで後ろを確認すると、少なくとも丘1つ分は離れたようで確認できない。残り100km、この3人で行くか集団に戻るか。このアップダウンなら集団でいる効果は大きくないだろうし、この時点でこれだけ離れたということは、集団には上りに強い奴はいない=>このまま逃げ切ることに方針決定!逃げは2人、コッチは3人、まだ100kmあるし協力すれば捕まえられるぜ、と適当なタイ語を駆使して協調体制。自分としてはクラスの違う逃げの2人に追いつく必要は全く無くて、集団から逃げ切れればOK。さぁ、若者よ。おじさんを馬車馬のように牽くのだ!!わはははは

とは言うもののローテーションで前に出ると上げようとする、上りに入ると勢いよくダンシング始めてすぐタレてくる、と結構忙しい。そしてみるみる消耗していく。いいから落ち着け、ペースを一定に、とかやってるうちに、自分が牽いてる時間が一番長いんじゃね?そのうち先行スタートから落ちてきた30、40代を吸収したり、上りで切れていったりしながら7,8人で進んでいく。40kmあたりの少し長めの上りを淡々と上り切ったら若者1人と自分だけになっていた。どうする?って聞いたらこのまま行こうっていうので2人で回していく。うーん、でも最後まで持つかな?

折り返し点が近づいてきて先行スタート組とすれ違う。逃げの若者2人は確認できない。自分ら2人も折り返して集団との差はおそらく5分以上はあるか?2人で協力しながらスタコラ逃げ続ければ優勝間違いなし!などと考えながら上り基調をこなしていく。が、折り返して10kmくらいの上りで若者がスローダウン。おーい、どうした?まだ40km以上あるぞ~が~ん~ば~れ~!!

返事がない。
しばらく付き合って様子を見るがもうダメっぽい。ごめんよ、おじさん行かなくちゃ。ぱいれーぉ

あと40km単独逃げになってしまった。前週のWTJでのヘロヘロ悪夢が脳裏をよぎる。ああなったらおしまいなので、上げすぎないように走る。後続はまったく見えてこない。残り10kmでほぼ勝利を確信。最後はちゃんとジッパー上げてガッツポーズをきめてゴール。。。
うーん、なんか静かだ。全然写真とか撮ってねーし。もしかしてまだ前にいたのか?

なんかもやもやしながら集合場所まで戻って改めて順位確認。
10分差をつけての優勝ですたv(^^

当初予想の展開とは違ったけど、タイに来て初の表彰台、しかも優勝!!
めでたしめでたし。

ちなみに実際のコースはこちら。スタートから途中まで全然違うやーん



2015年11月9日月曜日

11/8 WTJ East Coast Challenge

Master Tour of ChiangMaiでディレーラーハンガーをぶち折ってしまったので、チェンマイから帰って速攻で注文。本家のCANYONに注文するとタイへの送料が異常に高いので、Derailleurhanger.comに注文。大枚はたいてFedexにしたので約1週間で到着、というかそうしないと次のレースに間に合わん。

ということで11/8はラヨーンで開かれるWTJ East Coast Challengeに出場。

ラヨーンはバンコクから南東に約200kmのローカルなビーチリゾートで、うちからは600km以上離れているところまで出かけていくわけだ。ゼッケン受け取りやブリーフィングが前日の土曜日にあるので、金曜の仕事終了後バンコクへ移動、一泊して朝からラヨーンに移動、コースを車で下見することにした。

今回のコースは150km、最大標高差50mの超フラットコース。途中2箇所の橋と折り返しの岬にアップダウンがあるだけ。実際車で下見していても寝てしまうほど変化がない。それでも折り返しの岬のアップダウンだけでも試走しようと進んでいくが、あまりの暑さに車から出ることも無く引き返す。なんか元気でねぇ。ちなみにBJCCの他のメンバーはちゃんと試走してた(^^; スタート地点のホテルで受付してから、宿泊するホテルに戻ってチェックイン。スタート地点のホテルはMariottなので高くて泊まれないのだ。

それから目の前の浜辺のシーフードレストラン・・・というより屋台へ。エビやらカニやらいろいろ頼んだけど、やはり食欲イマイチ。夕方にブリーフィングがあるというのでスタート地点まで戻って、超丁寧な説明を聞く・・・が、飽きてしまったので途中で帰って寝る。

当日朝パンを2つほどmgmg。補給ジェル4つと水、スポドリのボトル各1を準備。日の出前からもう暑いが、BJCCトレインを組んでスタート地点に移動。

自分は50+の年代別での出場で20台若者クラスとの混合スタート。スタートから4kmほどローリングで、一旦停止してからアクチュアルスタート。

若い連中がガンガン行くかと思いきや、へタレばかりで全然行かない。 しびれを切らして同じ50代のファランのおっさんが牽き始めたので、前に出てローテーションしながら一緒に牽く。若者はちょっと牽いたら下がったままあがってきやしねえ。かといって掛けると付いてくるわけでどうにもならん。途中2箇所の橋で逃げを打とうとしても、上ったらすぐ下るわけであっという間に追いつかれる。そうこうしているうちに折り返しの岬が近づいてきた。ここで一気に勝負を掛けたいところなので、ボトルの水を捨てて軽量化。先導バイクが水供給してくれるから暑くても大丈夫。

そしてだらっと上ってから500m/平均10%ほどの上り。

ここで一気に・・・・一気に・・・・一気に・・・

出遅れる。全然踏めねぇ。あっという間に10番手くらいに落ちる。上りきって狭い道の急勾配下り。ちょっとビビリながら下ってなんとか前にくっつこうともがく。が、ちょっとづつ離れていく。とにかく掛からない感じでズルズル遅れていく。ここで気持ち的に終了。がっくりとうなだれながら残りの上りをヨボヨボ上る。

あとは地獄。暑さ(あとで気温見たら37.5℃だった)と脱水とハンガーノック。そういえば昨日からあんまりちゃんと食べてないなとか思いながら、落穂を集めて7,8人でグルペット。完走狙いというか、完走しないと帰れないじゃん。先導バイクも先頭についていって(あたりまえ)いないから、水も補給ポイントまでいかないともらえないし、それが何km先かもわからない。ちょっとでも力の入れどころを間違えると腿がツる。140Wくらいしかでねーし。そんな状態でも前に追いつくことはあっても抜かれることは無い。

でも残り4kmで完全に両脚つってそのグルペットからも離脱。歩くようなスピードでのろのろ走ってたらゴール直前で後ろから数人の列車にぶち抜かれてからゴール。たぶん10位くらいじゃね?レース終了後写真撮ることも忘れるくらいヘロヘロだったので写真はなし。遠いので表彰式始まる前に帰りますた。


距離が長かったのもあるが、完全に前日からの食事および当日補給の失敗。ちゃんと食べるもんは食べよう。