ONE RIDE ONE ASEAN by CIMB THAI
ASEAN Dayに絡めて開催されるこの大会、主催はCIMBタイ銀行ということで募集案内もタイ語と英語のバイリンガル。とっても国際的な大会かと思わせつつ思いっきりローカルな大会である。とはいえ参加費がちょっと高めなのと、英語での募集案内があったこともあり、ファラン(欧米人)比率高めではある。
コースはこんな感じ。最大標高差は200m程度。20㎞過ぎの最初のピークとその次のピークくらいが勝負どころっぽい。そしてまたもやラチャブリーで県の開催である。
前日は仕事が長引いて、深夜に一旦バンコク入り。朝4時半起床・・・のはずが、寝坊して1時間遅れ。スタート20分前に現着、あわてて準備して集合地点に行ったらオープンクラスは既にスタート。年代別クラスは、通常各年代ごとに分けてスタートのレースが多いところ、今回のレースは一斉スタートということをこの時初めて知る。何とかスタートには間に合ったが2~300人くらいいる中の最後尾に近いところ。当然アップも何もなし。
スタートの号砲から30秒くらいしてからノロノロとスタート。最初はローリングとのことらしいがどこまでなのかわからない。先頭ははるか先で全く見えない。とにかく後方のサイクリング集団を躱しつつヒイヒイいいながら上がっていく。そして数キロかけてようやく先頭集団に合流。50人くらいいるわけで、しかもゼッケンNo.の並びがゴチャゴチャになってる(集まりがわるくて追加でどんどん募集したせい)ので、背中のゼッケンに小さく書いてある『M50』とか書いてあるのを見極めないと同年代かどうかがわからないというカオス。
とりあえずひといきつきつつ、ぼくのかんがえたさいきょうのさくせん。
わかいやつらといっしょににげる。ぶっちぎりでゆうしょう。
カオスとはいえ若者wとレースで張り合ういいチャンス。もちろん最強連中はオープンで参加のはずだが、中にはちゃっかり優勝狙って年代別で参戦してくるのもいるので油断ならない。しばらく様子を伺っていると、単発で飛び出しはあるもののすぐ吸収される感じ。序盤の平坦基調では逃げはないな。やはり20㎞過ぎのピークが勝負どころ。
20㎞を過ぎて上り基調になってきたあたりからは積極的に前を牽く。
いよいよ斜度が上がり始めると何人かがアタック気味に掛けていくが、あのペースでは続かないとみて少しずつ下がりながらも逃がさない程度の距離にはとらえておく。
一旦は20人ほどに先行されたけど一人ずつ抜いていっておそらく7,8番手でピークを通過、踏み続けて加速、前に追いつく。この時点で前方に2人先行、5人ほどのグループ(イマココ)、後続は少し離れたようだ。前の2人はすぐ吸収できそう。後続をあきらめさせて逃げを確定させたいので、前に出て牽くと同時にローテを促すが、うまく回らない。15人ほどになって次のピークへ。同じように5人ほどで先行するが下りでまた吸収。そうはいっても50代で残ったのは自分ひとり。40代も一人だけ。あとは18-29代と30代。
誰が何と言おうが前を牽いているのだ
少しずつ下がる~。けどまだ余裕あり。
これでほぼ優勝確定。若者連中も『50代ひとり混じってるぜ~』『すげーなおい』『イチバンな~』とか言ってくる。いやいや、このままあなた達も千切ってあげますから~とか思ったとか思わなかったとかw このままちんたら走ってもしょうがないので、プチ上りのたびにアタックをかけるKYオヤジと化して爆走。流石にゴールスプリントは自粛して、40代トップのPongpaweeと仲良く両手を挙げてゴール!
表彰式前には速報で何故か2位になっていたけど、一緒に走ってたタイ人皆が口をそろえてこいつが一番で間違いないと証言してくれて無事優勝トロフィーいただきました。
ONE RIDE ONE ASEAN by CIMB Thal
74km Men Age50-59
Rank Winner
Time 1h59m17.125s
Ave181W NP212W 154/171bpm Eff53.3% Bal52.2% 1285kJ
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