いちおう日本から遠征で来る人のことも念頭に。
【レース概要】
タイ・チェンマイで開催される4日間・4ステージロードレース。2016年は10/21~24で開催。Stage1~3がロードレース、Stage4がヒルクライムITT。クラスがOpenA、OpenB、年代別30代、40代、50代、Masters(60+)、Ladiesと分かれている。OpenAとBの違いは・・・なんだろ?まぁA最強って感じ。どんなレベルの人でも参戦可能。各クラスごとに、Stageと総合の成績がある。表彰は1~5位。各クラス総合1位は黄色のリーダージャージ着用。KOMジャージもあるよ。ちなみに賞金はない。
【申し込み・事前準備】
申し込みはHPから。2017年の申し込みはまだ始まっていない。
FULL PACKAGE(レース代、HOTEL宿泊(4泊)、全食事、チェンマイ空港送迎付き)と、レース代のみ(といってもレース後の軽食と3日目夜のディナーパーティは含まれる)が選べる。レース代のみの場合は宿泊と食事は各自手配となるが、レース会場(スタート地点)と比較的近いニマンヘミン辺りのホテルを拠点とすればいいだろう。ニマンヘミンはチェンマイの表参道と形容される人気エリアでお洒落なカフェなんかが立ち並ぶところ。FULL PACKAGEのホテルもここにある。チームバン(運転手付レンタカー)も申し込むことができる。何人かで参加するならレース以外にもTAXI代わりに使えるので申し込んでもいい。ただMTCMはStageごとに移動するわけではなく、宿泊場所が変わらないので荷物やサポートの人(いれば)の移動の必要がない。別になくても困らない。
今回宿泊したS17@Nimman Hotel。1泊5,000円くらいから |
タイ在住の人はチェンマイへ向かえばよろしいw
日本からだとチェンマイへの直行便がないのでバンコク経由もしくは第三国経由(香港とか)だろうか。飛行機輪行についてはこちらを参照。実はこのBlogでの人気記事だったりするw チェンマイ空港からの移動は空港到着ロビーにAIRPORT TAXIの看板があるのでそこに行ってホテル名を言えばOK。でかい自転車を抱えた姿を見ればバンタイプのTAXIを手配してくれるだろう。市内まで150~200バーツ(約5~600円)、15分ほどだ。ちなみにTAXIは空港にしかない。流しのTAXIはいなくて、基本は乗り合いのソンテオ。滞在中にソンテオの使い方をマスターしておくとイイだろう。自転車とソンテオが使いこなせればチェンマイ市内は完璧だ。
ソンテオ。所謂乗合タクシー。お願いすれば自転車もそのまま載せてくれる。 |
【レース受付・ブリーフィング】
レースのスタート地点でもあるHotel Sirinat Gardenで前日夕方に受付とブリーフィングがある。代理受付でもOK、ブリーフィングは出た方がいいがまぁ出てなくてもペナルティはない。移動の都合等でどうしても間に合わない、知り合いもいない場合は、おそらく主催者にメールとかしておけばおけー。昨年は飛行機に乗り遅れて間に合わず、レース当日朝にゼッケンもらっておけーだったし。今年は2日目から参戦で代理受付だったし。
【レースの流れ】
(集合)
Stage1~3のスタートはHotel Sirinat Garden。ニマンヘミン他チェンマイの中心部からアップがてら自走で行ける。荷物預かりとかは無い。ホテルのフロントに頼めば預かってくれるかもしれないが、やはりレース装備で自走集合がおすすめ。スタートゲートのところにチップ検出器があるので、そこを通ることでその日のレース受付完了となる。
ホテルの駐車場がスタート。 |
そして時間が来るとスタート。アクチュアルスタート地点は2~30kmほど先。そこまではパレードランということになるのだが巡行35km/hくらいと結構速い。まぁ大集団でついていくには問題ないのでアップがてらチェンマイの景色を楽しんでほしい。でもフラついたりするとしっかり罵声を浴びるのでちゃんとまっすぐ走りましょうw
パレードラン。最後方から |
普通はアクチュアルスタート地点で一旦停止。OpenA,B,30代のグループと40,50代,Masters,Ladiesのグループの2つに分かれて、レーススタート。コースによってはアクチュアルスタートは止まらないでいつの間にか、というか何らかのサインでアクチュアルスタートのケースもある。この場合はパレードランのスタートの時から2グループに分かれているので少なくともその時点で分かるはず。っちゅうかブリーフィングで聞いとけというw
(レース)
パレードランも含めて交通規制はされないので要注意<-ココ日本と違うトコ。集団や逃げグループ等にはちゃんとマーシャル役のモーターサイ(バイク)や車がついて周囲のの交通を捌いてくれるので問題ないが、対向車には注意すること。ちぎれて一人になると普通にサイクリングしてるのと同じなので、ちゃんと周りの交通や信号(ほとんど無いが)に注意して帰ってくるように。そうそう、タイは日本と同じ左側通行なので違和感はないだろう。故意の幅寄せをするような悪意に満ちたドライバーはまずいない。大概の車は大きく距離をとって安全に抜かしていってくれるが、悪意は無くても全然見てなくて寄ってきてしまうヤツはいるので注意はするべし。
水はマーシャル役のモーターサイがペットボトルの水を積んで走っているので、合図すれば渡してくれる。ジェルのゴミとかはみんなポイポイ捨ててるけど、持って帰った方がいいだろうね。
あと、落車やパンク等のトラブルで走行不能になった場合、基本後ろからオフィシャルが来てるはずなので、そこで回収してもらえるはず。ただ絶対ではないので、携帯電話と500バーツくらいはもっておいた方がいいだろう。
レースの模様は各レポート参照ね
(ゴール・表彰式)
ゴール地点では水、スポドリ、タイ飯弁当が振る舞われる。そして表彰式もその場で行われる。入賞(5位以内)していなければバックレても構わないが、翌日以降のライバルをしっかり確認しておこう。
表彰式終わったら解散。スタート地点に戻る必要はない。自走でクールダウンしながら帰りましょう。2~30kmくらいあるけどなw だんだん市街地が近づいてくると車の量も増えてくる。さっきも書いたが、悪意はないが見ていない上にウィンカーをあまり使わないので、急に曲がったり止まったり出てきたりとイロイロあるので、市街地の走行はホントに注意ね。
表彰式。黄色のリーダージャージ |
(放課後)
カフェでまったりするもよし、昼寝、タイマッサージ、観光、食事とご自由に
カフェ~ |
(最終日)
3日目の夕方にHP上でStage4のITTの出走時刻が発表されるのでちゃんと確認すること。Stage4だけはスタートがチェンマイ動物園前、Sirinat Garden Hotelには集合しないので各自出走時刻までにスタート地点に行くこと。
全員ゴール後に表彰式。全部終了するのが10時過ぎくらい。下山してシャワー浴びてパッキングするとちょうどチェックアウトの時間の12時くらいだろう。なので最終日に帰る人でも朝チェックアウトする必要はないはずだ。
最終日の表彰式。Singhaがスポンサーだけにこの日はビールもありw |
【雑感】
タイでのアマチュアステージレースとしてはこのMTCMの他、Tour of Friendship R1(ToF-R1)がある。
ToF-R1はフルパッケージ(レース、宿泊、移動)でかなりお高い。その分余計な手間はかからないのでチーム(グループ)で行けば参戦しやすいだろう。というのもチームバンを借りるのがほぼ必須に近いから。主催者準備のバスもあるのだが使い勝手が悪いのと、日々ホテルを移動しながらのツアーなので、荷物のパッキングとか運搬を考えるとチームバンが欲しいところ。タイ駐在で自分の車(&運転手)が使えれば問題ないけど。毎晩表彰式パーティあり、参加者のほとんどが外国人(欧米人比率高し)、公式アナウンスはすべて英語となれば、如何にもステージレースに出てるっている気分になれるだろう。
MTCMは前述の通りであくまでレース中心。レース以外のところは各自ご自由にって感じ。個人参戦だとこっちの方がいいかなと思うが、自転車以外のことは自分でできるタイプじゃないとだめっすよ。
沖縄1日だけもいいけど、タイで4日間レースするのもいいんじゃない?
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