【結果】優勝!!
今回のレースは最近タイ人の間で人気らしい高級高原リゾート、ラチャブリ県スワンプンで開催。急ピッチでリゾート開発が進んでいるらしく、絶頂期の清里をイメージしてもらえばいいかと。まぁ高原といっても標高200mくらいしかないが、たしかに若干涼しく感じる。そしてBJCCレース部の7名が全員?集合。オープンクラスに4名、30,40,50代に各1名を送り込んで表彰台を狙う。もちろん自分は50代。
7人変態編隊BJCC!!
レースルートはリゾートの方面ではなく、何もないところwをひたすらアップダウンを繰り返す114㎞のコース。64km地点にKOMが設定されている。試走した某氏によるとこのKOM地点がまさに勝負ポイントらしい。
このところド平坦レースが続いていたのでココは一発頑張りたいところ。50代は70名ほどの参加者。マークするのはSahavitチームのトニーだな。シートポストが50㎝くらい突き出したバイクに乗る手足の長いファランだ。どんなバイクでもこんだけシートポスト出てるとカッコいいぞw
このカッコいいバイクにかつためにぼくのかんがえたさいきょうのさくせんはじょばんでしかけてにげる。ぶっちぎりでゆうしょう!いっつもおんなじやんww
そして予定の8時よりやや遅れてクラスごとにスタート。序盤はごく緩い上り基調。ひとりスタートダッシュで飛び出していくが放置。トニーと二人で回して、徐々に上げながら吸収。周りを確認すると、トニーのほかにも数名のタイ人が様子をうかがう感じ。集団は2,30人といったところかな。
10分くらいたって体も温まったところで何度か揺さぶってみる。その後トニーが下がるタイミングでアタック。トニーが追ってこないので放置されて、あっという間に100mくらいの差。い、いちおうさいきょうのさくせんどおりなのでこのままにげちゃる~、と5分くらい逃げたけど、平坦から緩い下りに入って御用。疲れた・・・しばらく休憩w
左折して上り基調。今度はトニーが上げていく。必死で追いかけるが、10mほどの差が詰められない。キ、キツイ。さっき揺さぶりとかやってる場合じゃなかった。2㎞くらいかかってようやく追いつく。追いついたと思ったらトニーが後ろをチラ見してもう一回アタック。ヤメテクレ~、と思ったらさすがにトニーも続かず。
後ろを見ると集団は見えなくなっていた。並びかけて『エスケープ、ブレイクどぅあい』(一緒に逃げようぜ)と言ったら『Too Fast!!』(速すぎる)って、あなたが上げたんでしょww いやいや『Too first』((仕掛けが)早すぎる)なのか??だったら『Too early』だよなとか、酸欠で朦朧とした脳みそで考える。で結論は残り90㎞もちろん逃げる。
裏KOMではあやうくトニーに千切られかけたりしながら、スタコラと二人逃げ。時々後ろを確認するが50代の後続と思しき姿は見えない。延々とアップダウンが続くのでそれに隠れて見えないだけかもしれない。先導のバイクがずっとついていて、後ろからこちらの逃げははわかりやすいはずなので緩めるわけにはいかない。残り距離を考えたギリギリのペースを維持。トニーのスタミナもよくわからん。余裕があるのかないのか。。。
にげろ~~ 自分の右がトニー。その他は前の組の落ちこぼれ。
などと考えながら走っていたら口の中にムシががががが。あわてて吐き出すが口の中に針なのか足なのか刺さってるし。だぁ~~キモチワリー。ボトルの水でうがいしても取れん。しかも腫れてきたみたい。ひいいぃぃ、こんなんでリタイヤとかカンベンしてくれ。何度もうがいして、指突っ込んでぐりぐりやったり、ジェル飲み込んだりしてるうちに取れた・・・のか?違和感ありありだけど何とか走り続けられそうだ。やっぱり今後は鼻呼吸だな。
そうこうしてるうちに60㎞を超えてKOM(64km)が近づいてきた。このあたりからずっと前を牽いているが、疲れたフリをして微妙に緩めてもトニーは前に出てこない。力を温存しているのか?単に交代サインを出さないから出てこないだけか?こちらとしても前に出られてばびゅーんといかれるといやなのでそのまま牽き続ける。
そしてKOMまで残り1kmの看板。ここで一気に10%強に斜度が上がる。たぶんKOMまで5分弱、シッティングのままパワーをL5上まで上げるがトニーもピッタリついてくる。キツイ、キツすぎる。でもこのペースなら上までもつはず。トニーも抜きには来ないのでキツイはず。我慢比べや。
KOMまで500m。トニーの気配が急に感じられなくなった。後ろを見たいが、見てすぐそこにいたらヤなので見ない。ひたすらパワー維持に集中。残り200mで後ろを確認、どうやら引き離せたようだ。そのままKOMをゲット。
下りながら、トニーを待つかこのまま一人逃げをかますか考える。下りきったところで全く後ろは見えず、おそらく500m以上は離れたはず。ゴールスプリントの勝負にはしたくないし、ココはさいきょうのさくせんどおり逃げるしかないでしょ。
ということであとはひたすら逃げる。ショートカットコースの64㎞組や前スタート組がどんどんこぼれてくるが、そのペースに合わせると追いつかれるので、ソロでスタコラ行くしかない。85㎞に折り返し点。後続確認するつもりがよくわからず。それでも3,4分差はあるだろう。ハンガーノックや脚攣りがなければ逃げ切れるが、どっちもヤバい。補給ジェルは虫パニックで余計に使ってなくなってしまった。水は並走している先導バイクからもらえるから大丈夫だけどな。脚もダンシングするとヤバいのでシッティングオンリーで。
残り10㎞くらいで、Singhaチームコスプレのおっさんが纏わりついてくる。後ろにぴったりついたり抜いて来たり、かといって牽いてくれるわけでもなく。あーうざい、ペース乱れるから一人で走らせてね♡って言おうと思ったら、ゼッケンプレートついてねーし。うむむむ、よく見たらどっかで見たことあるおっさん。Singha Infiniteプロチームのウィスット代表ぢゃねーかw ゲストライダーでサポートしてるのね。『お前一番だぜー、Good Luck』の言葉を残して後ろへ消えていった。
残り5㎞を切って勝利を確信。もうパワーも150Wくらいしかでまへん。なのに先導バイクは早くイケーってサインを出してくる。そんなに早く帰りたいんかいww
最後はちゃんとトップだとわかるように両手をあげてゴール。JCRCではやっちゃだめだぞと。
LRT Century Championship
Class A(114km) Men 50+
Rank: 1st
Time: 3h22m18.636
賞品いっぱい
KOMもいただき(500バーツね)
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