タイ最大のヒルクライムイベント、Inthanon Challenge。
今年は11回目の開催。さらに参加者枠が拡大して総勢7,000人超というビッグイベントに成長。
距離45km、標高差2200m(獲得標高は2400m)、平均斜度5%と、ざっくり富士ヒルの2倍。前半は緩斜面、ゴール前の8kmほどは20%が続くハードなコースだ。
スタート地点は相変わらずのカオス。だが今年から目標タイム(受付時に申告)別にウェーブスタートとなったため少しはマシか。自分は<2:30Pro Only!(主催者標記ママ)のウェーブ。申込時には昨年実績から2:30-3:00で申告したのだが、何故かこのウェーブに変更されてた。よって最前列近くからスタートできることに。
スタートゲートは去年よりさらに立派になってた |
一方でどう見てもあんた違うやろみたいなのもたくさん。まぁ自己申告だからね。
そしてある意味予定通り30分ほど遅れて7:30ごろスタート。最前列近くとはいえ、大きく横に広がっているのでゲートで渋滞。30秒ほど遅れて計測ラインを通過。ピーターやエブセンは遥か先、一度も見ることは無かったw
序盤5kmほどは緩いアップダウン、結構なスピードだが足を使わないように適当な集団についていく。国立公園入口のゲートから最初の壁。ここで大半は失速して落ちていく。上げすぎないように上り切ると10kmほど緩斜面が続く。自然にペースの合う10人ほどがまとまってくる。まだ余裕があるが逝きたい気持ちを押さえて緩くローテ。回すのは前5人くらいだが、ココでローテに入れないようではどうせついてこれなくなるので残りは無視。前方を走る数人のグループを次々吸収しながらいいペースを刻む。そして断続的に斜度が上がる15km過ぎ。一人、二人がアタック気味に前に出るが落ち着いてペースで追う。斜度が上がって速度も落ちているのでコーナーはイン側最短距離で。一旦斜度の緩む30kmのBコースゴール地点あたりで5,6人のグループ。ここら辺までくると完全にばらけていて前方に何人いるかとか全くワカラン。チームメートのColinも前にいるはずだがまだ見えないし。
35kmの第2ゲートをくぐってしばらくしたら地獄の始まり。一気に斜度が上がり常に10%超。ほとんど緩むところは無く20%近い急斜面が延々と続く。躊躇なく36Tにぶち込んで上るがそれでもキツイ。ここまで一緒に来た連中も一人ずつ落ちていって振り切った。
一番キツイとこ。F34T-R36T |
前方には激しく蛇行、悶絶しているのがチラホラ見える。こっちは上体を安定させて蛇行しないように慎重に回していく。まるで登山だな、レースじゃなくて。
その急斜面の終盤、やっとColinを捉える。ヤツは既に脚にきていて時々蛇行していたけど、追いついて前に出たらキッチリついてくる。やや平坦になるところで振り切ったらしく、最後の上りをこなしてゴール。
Inthanon Challenmge 2018
Rank 26th Time 2:38:19
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終わってみれば昨年のPBを3分ほど更新。決して調子はいい方ではなかったけど、後半の急斜面でタレることなくペースを維持できたのがよかったか。
おまけ
ピーターとエブセンの一騎打ち動画。後半の斜度のキツイところでの撮影だけども、こんなスピードじゃ絶対ムリ。
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